堂島特許事務所の日常(堂島亭日乗)

知的財産関係のニュースと、実務的心覚えとをつづる。実務的情報については、できるだけ元情報の所在を記載する。弁理士の仕事に関する話はあまり書けないことがわかったので、これからはただの日記にする。
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HTML変換が終わらない
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    私の事務所では、ワードで願書、明細書、特許請求の範囲、要約書、図面を作成したのち、これらを互いに結合してから、以前購入した特許出願用のユーティリティを使用してHTMLに変換している。
    現在進行中の案件も、その手順で処理を行ってHTML変換しようとしたのだが...

    HTML変換処理がいつまでも終わらず、「応答なし」になる。別のパソコンでやっても同じ。HTML書類自体はできているのだが、開けてみるとワードのタグが一杯ついたままで、そのままでは出願ソフトで受け付けてもらえない。期限はすぐそこだ。
    この書類の中には、数式もいっぱい入っているし、ワードの機能を色々使っているので、そのせいかもしれない。そこで明細書中の数式などを1つずつ削除してHTML変換を行ったのだが、やはり状況は変わらない。

    結局、判明した原因は、図面中に編集時のコメントが残っていたということだった。コメントを削除したらあっさりHTML変換がおわり、送信ファイル作成も全く問題なく(警告はあったが)終わった。コメントは全て削除したつもりだったが、図面だけはコメントはないと思い込んでいてチェックを怠っていたのが元凶である。次回からは必ずコメントが全て削除されていることを確認するよう、手順を見直さないといけない。

    書類の結合、図面の挿入などは自前のプログラムで行っているので、いずれもワンタッチでできる。しかしHTML変換は今のところ市販のソフトを使用している。いずれこれも自作する必要があるかもしれない。
    | 清水敏 | 知財実務 | 08:32 | comments(0) | trackbacks(0) |










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