2017.02.15 Wednesday
2017/02/15
「絶滅の地球誌」を読み終わった。奇書と言っても良いかもしれない。読むには根気が必要だが、読むだけの価値はある。
IBMのManny SchecterさんがIP WatchdogにCongress Needs to Act So Alice Doesn’t Live Here (in the Patent System) Anymoreという記事を書いている。要は、米国最高裁によるAlice判決以後、"Asbtract Idea"という何ら定義されていないものと、その何ら定義されていないものに対する"significantly more"が要求されている、という点で米国特許実務の世界は混乱を極めており、議会が何らかの立法をすることでこの混乱の収拾を図るべきである、というものだ。
私の扱う案件はもろにこの101条の拒絶を受けるようなものが多い。審査官と何回も面接を行い、そのたびに審査官は納得するものの、審査部内に設けられた101条の判断を行う部署に相談するとそのたびに審査官の判断がひっくり返される、という経験を何回もしてきた。したがって現在の状況が解決されることを切に希望している。どの米国代理人に聞いても対応方法はわからない、と言われるので、現在のところは手探りで対応策を探している。昨日あった代理人は、「今が底でこれから多少はマシになるはず」といっていたが果たしてどうだろう。
2017/02/15 世界の知財関連情報
2017/02/15 日本の知財関連情報
2017/02/15 世界の知財関連のニュース
IBMのManny SchecterさんがIP WatchdogにCongress Needs to Act So Alice Doesn’t Live Here (in the Patent System) Anymoreという記事を書いている。要は、米国最高裁によるAlice判決以後、"Asbtract Idea"という何ら定義されていないものと、その何ら定義されていないものに対する"significantly more"が要求されている、という点で米国特許実務の世界は混乱を極めており、議会が何らかの立法をすることでこの混乱の収拾を図るべきである、というものだ。
私の扱う案件はもろにこの101条の拒絶を受けるようなものが多い。審査官と何回も面接を行い、そのたびに審査官は納得するものの、審査部内に設けられた101条の判断を行う部署に相談するとそのたびに審査官の判断がひっくり返される、という経験を何回もしてきた。したがって現在の状況が解決されることを切に希望している。どの米国代理人に聞いても対応方法はわからない、と言われるので、現在のところは手探りで対応策を探している。昨日あった代理人は、「今が底でこれから多少はマシになるはず」といっていたが果たしてどうだろう。
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