2006.06.30 Friday
【米国】大企業にライセンスするとスモールエンティティとしての資格を失う
米国MPEP509.2の"V. RIGHTS IN THE INVENTION AND TRANSFER OF RIGHTS"には以下のとおり記載されている。
すなわち、権利取得時にスモールエンティティの資格があっても、大企業などにライセンスすると、資格を失う、ということ。しかもこの場合、スモール・エンティティのまま料金納付などをすると、Inequitable Conductとみなされ、特許は効力を失う。
今まであまり意識したことはなかったが、これはかなり怖い規定である。
A grant of a non-exclusive license to a *>non-small< entity will disqualify applicant from claiming small entity status. See Ulead Systems, Inc. v. Lex Computer & Management Corp., 351 F.3d 1139, 1142, 69 USPQ2d 1097, 1099 (Fed. Cir. 2003).
すなわち、権利取得時にスモールエンティティの資格があっても、大企業などにライセンスすると、資格を失う、ということ。しかもこの場合、スモール・エンティティのまま料金納付などをすると、Inequitable Conductとみなされ、特許は効力を失う。
今まであまり意識したことはなかったが、これはかなり怖い規定である。